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708. セクシャルマイノリティに対する迷惑なこと

  • カテゴリ:性同一性障害
  • 僕、TS(トランスセクシャル)のFTMだと言ったんですよ。
    (「627. 言った通りの性別であるべき」参照ください。)
    以下、僕の個人的意見を書かせて頂きます。

    TSなので、
    心が性器の形(これで生まれた時に性別の判別をされます。正確には染色体ですが)と異なり、
    生まれ持った体だけでなく、
    性器自体にも違和感があって、
    性器の変更を厭わない
    (というより、そこまで変えちゃった方が楽に暮らせる)人のよう
    なんですよね。
    ちなみに、
    僕は整形手術をしたい人間ではありません。

    本来、性器というのは自分自身にとって
    大事な器官であるはずですので、
    取り替えて平気であること自体、
    普通の体の人が抱く感情ではないだろう
    と思っています。

    そもそも、本人にとっては要らない器官であっても、
    生体の一部ですから一応神経が通っていましたので、
    僕の脳も、性器があることを認識はしていましたが、
    あまり意識に上ることもなく、
    大事な物である意識もなく
    暮らしていましたので、
    なくなって問題ない感じなんですよ。

    性転換手術をしたので、
    生まれた時から「おちんちん」のある
    みなさんと同様に
    「頭」から「おちんちんと認識する器官の先(長さ分全部)」まで神経が通っていますので、
    僕の頭は「おちんちんがある」と認識しています。
    (充血したりもするんですよねぇ。器官の大きさに合わせてぐらいでしょうけれど。)
    思考実験として、目をつぶると、先まであるんですよね。
    実際に触ると、思った長さじゃない気がする時もありますが。

    で、生まれてから、
    自分のことを心の底から女であるとは
    思っておらず、
    意識の上では「男」だったようなんですよ。
    (僕が育った当時は性同一性障害という概念が知られていなかったので、
    みなさん、僕のことを「男っぽい女」と認識していましたが、
    どうも違ったようです。
    そのことは「676. 性的少数者の受け入れ方など」で書きました。)
    自分の意識では「元から男じゃ」という感じなんですよ。
    生まれてから今まで、
    心の性別は変わっていません

    から。

    ですから、
    「心も体も女だった人が男になった」という印象を受ける表現の
    FTMという言い方も好きではないんですよね。
    僕は元々の心に合わせて、
    体を支配するホルモンの性別

    体の外見と中身の性別
    (おちんちんと認識する器官に尿道があっても正直困らないんですよ。)と
    「生まれた時に勝手に決められた性別ではない性別で
    ちゃんとみなさんに認識してもらう」

    という
    変更をしただけ
    なんですよね。

    男と女のグラデーションの中で、
    心の性別通りの外見までしか
    変われません。

    それ以上男らしくなったり女らしくなったりすると、
    心のあり方と体のあり方の間に
    性同一性障害的なズレが生じてしまうので、
    気楽には生きられない状態になってしまうだろう
    と思います。

    状態が一人一人違いますから、
    僕はTG(Trans Gender)と呼ばれる方や
    IS(Inter sex、両性具有の状態といわれる人)の人の様子はよくわからない
    ですし、
    TSを含めたこの3つは明らかに区別されるべきであろう
    と思うんですよね。

    また、FTXやMTXのように
    普通の性器を持っている、普通の状態の体の人でも
    心の性別が男でも女でもなさそうに感じる人もいるそう
    なんです。
    (FTXって、女の体で生まれたけれど、
    どうも自分のことを女の人とは思えず、
    そうかといって、男かというと男と同性感がない人かもしれないんですよね。
    ただ、本人のあり方が本人の思う男像と違うだけで、
    実際は男の集団に入る人かもしれませんし、
    本当に男ではない人かもしれません。
    一回は自分で確認した方がいい事項かもしれません。)

    僕は筋トレはしますが、
    整形をしたい人ではないので、
    所謂性転換手術というものを
    実際にすることにしたときに
    「よっぽど、その性器があること自体に違和感がある」
    というか、
    「そもそもないもの扱いのものと思ってないと変えないだろうな」
    という感じ

    がありました。
    (本来は「ある」と思って受け入れていたとしたら、
    体の一部がなくなったら、脳の神経マッピング的には困るはずなんですよ。
    脳の神経マッピング:ざっくり言うと、体の細胞と繋がっている神経が繋がっている脳の場所。)

    生まれてからずっと
    与えられたその体しか知りませんから、
    心は反対の性別でもその体についた性器で普通だと感じて、
    みんなが自分のことを受け入れるのと同じ姿勢で
    受け入れている人もいるかもしれません。
    (自分の体の一分だと思えている人がその器官を切除してしまうと、
    困ったことになるんじゃないかと思います。)

    なので、
    男と女のグラデーションの中で、
    どれほど男でどれほど女かというのは
    一人一人違っています

    ので、
    一人一人の状態、心と体のあり方は
    本人に聞かないとわかりません。

    ただ、個人の感じ方をきちんと整理整頓できているかというと
    他に似た人がいないせいもあってか、
    自分自身でも整理し切れていないかもしれません。

    そういう人に性行為を勧めないでくださいね。

    それにも関わらず、
    性同一性障害や両性具有の人に対して、
    自分の性指向にあった好みの心や体をしている
    と思い込んで、
    本人の有様を見ず、
    自分の好みや妄想を押しつけて来る人がいたりする

    んですよね。
    (「あなたってこういう人よね。」とか、「君ってこうだろ?」とか言ってくるんですが、
    言う前によく見て欲しいですよねぇ。)

    人それぞれ違います
    から。

    また、
    性器と心の性別が違うから性同一性障害であって、
    こっちの性器が付いているから
    「おまえは男ジャ~ン」とか「あんたは女じゃーん」ではない

    んですよねぇ。
    「わからない」とかいって、他人を傷つけないようにしましょう。

    さらには、
    18禁のエロ漫画やエロビデオのシチュエーションと勘違い
    して、
    おかしな妄想を押しつけて来る人もいちゃいそう
    なんですよ。
    あれは、
    そういう好みの人と好みを共有する作者の
    エロ妄想の固まり

    ですから、
    実際にいる人とは違う
    と思った方が良いです。
    (18禁って変態的な物や犯罪行為も含めて18禁なんで、
    18才以上になっても嫌な作品ってあるんですよね。
    無理して食べようとしないでください。
    性に関することは無理することありません。

    僕のケースが
    他の性同一性障害の人に
    丸々当てはまるとは限りません

    し、
    その他の表に出て活動している
    セクシャルマイノリティの方のケースが
    セクシャルマイノリティのスタンダードな姿
    (標準的な姿)
    というわけではありません。
    発表している方それぞれのあり方を否定することはありませんし、
    その人その人のあり方として尊重したい
    と思っています。
    ただ、完全に心の性に移行している人や問題なく暮らせている人の多くは
    個人的関係のある人には言っているかもしれませんが、
    出版物を出したり、表に出たがったりしないようであるという
    現実もあるんですよ。
    僕もやってませんでしたし。
    そっちの方が個人的には気楽に暮らせますんで。)

    ホルモン注射とか性転換手術って
    ファッションじゃないです

    から。
    できあがりが心のあり方に合ってないと、
    人工的な性同一性障害となるよう

    で、
    大変に辛いらしいので、
    お気を付けください。

    僕たちは生まれた時からそういう性同一性障害の状態しか知らないので、
    苦しくても何とかやってきてたみたいなんですよ。
    (結局は体を変更してもらわないと辛いですが。)
    実は、
    性同一性障害から解放されると初めて知るんですが、
    性同一性障害じゃない状態って本当に楽
    なんですよ。
    そういう大変さを知らない人が
    今の自分の生きにくさと性別違和感とを勘違いしたりして
    性別変更したりすると、
    感じたことのない非常に苦しい思いに、
    人生で初めてぶつかることになるんじゃないか
    と思うんです。
    性同一性障害って大変なんですよねぇ。
    もう一回はやりたくないですよぉ。
    自分のせいでそうなっちゃって、
    変更不可というのはやっぱり辛いだろう
    と思います。

    そのときに欲しくなった体を求めて、
    そのときは確かに頑張る気になって
    頑張って手に入れてしまっても
    数年後に「飽きた」ということになるかもしれず、
    そうなっても戻せません

    から。
    一生120年分の期間の話だと思ってくださいね。

    あの~、ちなみに、風呂に入ったりするのは、最近始めた事じゃないんで。
    10年以上入ってますし、
    親父とも温泉やら銭湯やらプールやら入ってますし。
    (パーキンソン病で、介助が必要だったので、
    男であるの存在が丁度良く、この場合ははまったんですよ。)
    なんか、僕的には今更な事を
    風呂で見かけたからって、
    「初めて俺が発見した」みたいに思われるのも
    「何だかな~。何でそうなるんだろう。」
    と思うんですよね。
    (明らかに、そう思っちゃう人が勘違いしてるじゃないですか。)



    <追記>2019.08.01
    心の性の通りなら、
    混乱ない状態に


    TSでない人(性別適合手術を受けて平気でない人)からすると
    手術前の感じや手術しちゃうこと自体が
    非常にびっくりな感覚かもしれません
    が、

    ちゃんと
    心にあった性別の性器で
    自分の感覚に合っているなら

    (発生と感覚に合いそうな術式と先生を選んだので、
    他の術後の状態を知りません。)
    ちゃんと
    自分の体の一部で
    大事な性器に感じる

    んですよねぇ。
    ちゃんと、「なきゃ困るじゃん」って思う
    んですよね。
    心の性別にあっているのが良い感じで
    混乱なしのよう

    なんですよ。



    <修正>2019.08.01
    TSでない人
    (性別適合手術を受けて平気でない人)
    にしました


    <追記>で、

    TSでない人(性別適合手術を受けて平気な人)

    と間違えていたのを

    TSでない人
    (性別適合手術を受けて平気でない人)

    と修正しました。




    <追記2>2019.08.01
    体験記は
    体験記ですから


    皆さんのエッセイ的な発信は
    「体験記」ですから、

    セクシャルマイノリティと呼ばれる人みんなの統計を取って、
    みんなのあり方をとりまとめて
    一つの性質として抽出した物ではない
    ですよね。

    他のジャンルの体験記の
    エッセイ漫画やエッセイ本
    丸まま同じ人っていないですし、
    作者の主観が面白く見所の一つ
    ですから、
    そう思って
    「参考程度」
    に読みますよね。

    参考にして悪くはないと思いますが、
    人それぞれですから。

    他の本と同様に
    どういう立場の人が書いたものかという、
    本自体がどういうものでどういう位置づけか
    という付属情報も
    気にして読むと良いんじゃないか

    と思います。
    (本に付いている作者紹介は、
    売り文句が書いてありますから
    お気を付けください。)




    <追記3>2019.08.01
    いくつか乗り越えるかどうかの
    境があるような


    TSの人って、
    性器変更しても平気、というか、心の性別どおりの性器じゃないと困る人
    なんだろうと思っているのですが、

    生まれた時に女であると言われた人
    (生まれた時に付いていた性器による振り分け)
    の振り分け的に、

    男と女のグラデーションの中で

    「自分を女だと思っている人」や
    「男っぽい感じだけれど、自分は女だ」と思っている人
    は女の人として暮らすのに
    心と体共に困ってない人だろう
    と思うんですよね。

    しかし、
    「女ではない」と自分のことを思った時に
    次に出てくるのは

    1.男って程、男じゃないな(Xの人)
    2.男に思えちゃうんだよね。男との方に同性感がある(TGまたはTS)

    という越境しちゃうかそうでないかの
    境があると思うんですよ。
    (あり方のままなんでしょうがないですから、
    「しちゃう」という言い方をしてますが、
    悪いことだからではありません。)

    次に、
    自分のことを「男だ」と思えちゃう人の中には、

    0.胸も取らなくて良い。(大概取りたがると思うのですが、どうでしょう?)(TG)
    1.胸は取るけれど、下は変更しなくていい(自分の体の一部であるという認識がある。)(TG)
    2.胸も取るし、下も変更した方が良いと思っている(TS)

    の人がいて、
    (ホルモン注射が平気な人と大変な人がいるらしいのですが、
    違いの原因は体質とも言われ、よくわかりません。
    神経系が女仕様なんですかね?)

    整形手術自体をしたいとは思っていない僕としては、

    自分の体の一部としてのとらえ方の違いで
    TSとTGの境があっても
    おかしくなさそうだなぁ

    と思うんですよ。
    (自分の体を良い状態で保ちたいという気持ちは
    自分を守るための心で、
    普通に備わっているはずですので、
    こちらが強いのかもしれません。)

    ここにも越境するかどうかの境があると思っている

    という感じなんです。(TSで最後まで振り切っちゃっている僕の個人的意見です。)
    (ホルモン注射しないと、男性同様の筋肉を普通は付けられないですし、
    男としての活動がフルでできるかわからないんですが。)

    僕としては、
    特に
    「女の人に対して、男っぽく振る舞いたい人」
    というジャンルはTGやTSにはないような感じに思える
    なんですよねぇ。
    事実、心が男かどうかですから。
    「女の人のほうを向いて、男っぽく振る舞いたい」だけだと、
    男と言える状態まで心が越境してきているか不明なんで、
    TGとかTSじゃないと思う
    んですよ。
    自分のことを女の人だと思っていても、
    「女の人のほうを向いて、男っぽく振る舞いたい」
    と思うかもしれないじゃないですか。

    Xの人も、性別の違和感があることにはなりますので、
    (心が体の性別と同じじゃないと思えるわけなんで。)
    性同一性障害(体と心の性の不一致)の人になるんですよね。
    (一口で性同一性障害と言っても様々な人がいるんですよ。)
    性同一性障害じゃない人でも、
    成長期に違和感を感じる人もいて、
    成長すると収まったりしますし。

    なんで、
    どれに当てはまるかを気にするより、
    気になることがあるなら、
    お医者の先生に相談するのは良いことだと思いますし、、
    ありのままを気軽に相談した方が良いと思います。
    (医学的お墨付きをもらうのをありきで受診して、
    嘘付いちゃダメですよ。
    自分の心と違う姿になって、
    違う態度を取らないといけなくなって、
    苦しいのは自分ですから。)



    <修正2>2019.08.01
    「心の性別どおりの性器」です。


    <追記3>で

    「TSの人って、
    性器変更しても平気、というか、心の性器じゃないと困る人
    なんだろうと思っているのですが、」

    となっていましたが、
    心の性器ってモノはこの世にないです。

    間違えましたので、

    「TSの人って、
    性器変更しても平気、というか、心の性別どおりの性器じゃないと困る人
    なんだろうと思っているのですが、」

    としました。
    お手数をおかけして済みません。

    プロフィール

    高久 真生(たかく まさお)

    Author:高久 真生(たかく まさお)

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    「おこさま、いらっしゃ~い」 2020.10.18更新
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