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669. 具体的な数字で考えて欲しい (老後資金に+2000万円必要)

  • カテゴリ:世の中の?
  • 人生100年時代、年金頼み限界
    金融庁、2千万円蓄え必要と試算
    」という記事が
    2019年6月3日に出たんですよ。

    あら大変。
    なのですよ。

    どうやら、追加で
    首相、老後2千万円は「不正確」 参院決算委、金融審試算巡り
    という記事も出て、

    「公的年金の積立金運用益が6年間で44兆円に上った」から
    「安心」と
    安倍晋三首相は言うのですが、
    何人必要とする人がいるかによって
    その人たちみんなが生きられるだけのお金があるのかどうか
    が変わるので、
    全部のお金が増えたと言われても、
    結局何がなにやら、
    本当に一人一人に足りるのか
    わからないというか、
    説明されていない状態のまま
    なんですよねぇ。
    (本当にこれだけしか、言ってないんですかね?)

    とにかく、95才までの老後資金に2000万円必要だということで、
    毎月どれくらい貯めなければならないか計算してみましょう。

    18才から働き始めて65才までに貯めようとすると、
    (65-18)年x12ヶ月=564ヶ月です。

    この間、インフレがなく、
    貯金したお金の額面価値が目減りしない
    として、
    2000万円を貯めればよいと考えると、
    65才までで、
    2000万円÷564ヶ月=35460円/月
    毎月貯め続けないといけません。

    収入がたくさんあれば、
    これより速く貯まるでしょうし、
    そもそも2000万円が大変ではないかもしれませんが、

    国民年金
    加入した国民皆さんの生活を保障する制度ですので、
    保証するべき対象で一番気になる人は、
    「最低賃金の時給で働いている人」

    ということになるだろう
    と思います。

    物価の安いところにお住まいの方より
    東京のほうが厳しそうですので、
    (つまり、2000万円必ず必要になりそうな地域にお住まいの方ということ)
    東京で最低賃金で週40時間働いた人が
    大丈夫か考えてみましょう。


    東京の最低賃金は985円/時間のようですので、
    月あたり22日働くとすると、
    985円×8時間×22日=173360円(つまり、17万円ちょっと)
    の月給
    になります。
    ここから年金、健康保険、所得税などが引かれるのですが、
    毎月余分に3万5千円のお金(共働きで約1万7千円)を引いて、
    暮らせるのでしょうか。

    最低賃金がこの分のお金を見込んで設定されているなら、
    生活できるのかもしれませんが、
    貯金することが最低賃金に
    見込まれて設定されていないとすると、
    そもそも最低賃金では
    国民年金を払っても
    寿命をまっとうして暮らせない

    ことになります。
    これは、まずい
    ですよね。

    具体的に試算をして、
    具体的な個人的にわかる数字にして
    考えて欲しい

    んですよねぇ。
    生きていけない人がいるのが困ったことなんで。
    (給料が上がるような訓練場や勉強する学校が必要そうですよね。)

    ちなみに、インフレがあるとすると、
    遠い昔に貯めたお金はたとえ2万円となっていても、
    現在では2000万円を貯めればよいのではなく、
    暮らすのに3000万円必要になっているかもしれないので、
    等分で貯めていったのでは足りないんですよねぇ。
    (かといって、同じ稼ぐ能力なのに、
    昔の貯金の足りない分を年を取ってから
    余分に稼ぐのは大変ですし。)



    <修正&再試算>2019.06.10
    95才まで均等に貯金するのは
    間違えでした。


    すみません。
    65才以上になったら、
    手取りの月額全部が2000万円積み立てに入ります。
    (95才までの均等積み立ての記述を消しました。)

    手取りの給料
    とりあえず月15万円だとして、
    65才から貯め始めると、
    133ヶ月程かかって、
    つまり、11年2ヶ月、76才2ヶ月までかかるもようです。

    週40時間勤務を
    若い頃と同じようにこなして
    76才まで働く事が必要

    ということになります。

    これは、大変そうですよねぇ。



    <追記>2019.06.10
    上記は
    「休みなし」の試算です


    時間給で働く人に、
    祝日などを休めない人が多いと思う

    んです。

    休んだら、給料がない
    事が多いですから。
    (月給だと祝日はあるんですよね。
    お給料の金額が変わらないんで。)

    盆、暮、新年などの休みや
    ゴールデンウィークを始めとする祝日が
    なし
    の試算

    なんです。

    病欠などに対する有休制度などの
    福利厚生があれば、
    病気や忌引きなどで休めますが、
    なければ、
    病欠や休憩を1時間もしない計算
    になってしまいます。

    P.S.
    <修正&再試算>の日付を修正しました。



    <追記2>2019.06.10
    2000万円って
    貯めるには
    どういうお金なのか


    65才から95才まで
    毎月に必要になるお金を稼いだとしましょう。
    65才から95才まで均等割で、
    95才で2000万円になる試算です。

    と、
    95才-65才=30年
    で、
    30年×12ヶ月=360ヶ月
    となります。
    なので、
    手取りで
    2000万円÷360ヶ月=55555円(約5万6千円)
    を1ヶ月で稼ぐ必要があります。
    最低賃金985円の時給だとすると、
    55555円÷985円/時間=56.4時間(約57時間)
    月に働く事になります。

    いつまでこの時間を働けるか考えてみる必要があるんですよ。

    工場などであったら若者と同じ動きを
    働いている間中続けることになります。
    (22日に分散しても、
    2~3時間ぐらい若者と同じ動きをしないといけません。)
    かなりきついですよねぇ。

    また、
    普段の家計の中からの視点で考えてみると、
    余分に貯められそうなお金として、
    「1万円ぐらいなら、なんとかなるかな?」という気分は
    かなり現実味がある思いではないかと思いますが、
    実際計算してみると、
    2000万円÷12万円/年=166.6年(約166年8ヶ月)
    かかってしまうんですよね。
    明らかに一生より多く、まったく実現不可能です。

    リタイアした人が
    町内や通学路の見回りなどをしてくださっているようなのですが、
    働きに出てしまうと、
    そういう人手が減っちゃうんじゃないかとも思います。
    (そういう影響も考えて欲しいですね。)



    <修正2>2019.06.10
    正しくは
    2000万円÷12万円/年=166.6年(約166年8ヶ月)
    です


    一ヶ月で1万円、1年12ヶ月で12万円ですので、
    <追記2>の式の単位は
    2000万円÷12万円/年=166.6年(約166年8ヶ月)
    となります。

    すみません。

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