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574. 受験勉強の動機

  • カテゴリ:教育(小学生の保護者向け)
  • 個別指導塾で
    小学生、中学生、高校生、浪人生(+大学生レジュメ解説)
    と授業をしてきて感じたのですが、

    生徒さん達の受験勉強をする動機、
    つまり、個別指導の教室(ブース)の椅子に座っている動機が
    年齢によって違うのではないか
    と思ったんですよ。
    (授業をしようとしたときに、
    僕の目の前にいるお子さんの動機は
    授業を進める上で非常に大事です。)

    「中学受験をなぜするのか?」
    といえば、
    大概の小学生のお子さんは
    根本的には
    お家の事情、親の希望に合わせて
    、「やる」と親に答えて、勉強する椅子に座っている
    ことが多いと思うんです。

    「高校受験をなぜするのか?」
    という問いに対しては、
    大概の中学生は
    「生活環境を守るため」

    つまり、
    「(今までの生活の延長としての)
    3年間の高校生活をゲットするため」
    が本音

    としての主な動機ではないか
    と思うんです。

    しかし、大学受験において、
    理系文系はもとより、
    大抵の大学は学科を選ばなければなりません。
    かなり範囲を狭めて、
    自分のやりたいこと(自分の職)に直結した学科を

    本当の意味で
    「自分自身のために」
    選ばないとならない

    ことになります。

    自分の将来の職に必要であったり、
    自分自身の人生の糧に必要だから、
    それを得るために学びの場を選ぶ
    という行動をしないといけません。
    (僕の「文章術」の「長い文章ってどう書くの?」参照ください。)

    つまり、大学受験をする高校生に対しては
    「誰のために大学行きたいの?」という問いをすることが可能で、
    「親のためでも、自分の4年間の生活環境を守るためでもなく、
    高校卒業して就職するという道があるけれども、
    自分自身のために、自分の職のために大学へ進学する」
    という動機でないと、
    健全に自分のやりたい職業への就職に結びつく勉強にならない
    ということになります。

    「親のために大学受験する」といわれても、
    22才以降の60~100年続く大人の人生を
    親の言う通りに暮らし続けることができるとは
    到底思えませんので、
    自分の希望、欲に根ざした動機を探してもらうように
    した方が良いと思います。

    しかし、反対に
    中学受験をする小学生に、
    「自分で選んだんだよね?」と言ったからといって、
    実際に100%やる気を出してもらえるとは限らず、
    「やりたい気持ちもあるだろうけれど、多分に親の意向が入ってるよね」と
    わかっていないと
    楽しく身のある授業にならないと思うんですよ。
    (楽しく身につく授業をすることに主眼を置くことにしています。)


    ということは、
    進学校といわれる中高一貫校、高校に通っている生徒さんは
    そういう学校に行っている(偏差値が高いかもしれません)、在籍しているからといって、
    果たして大学受験に必要な「完全に自分のため」という動機で在籍しているとは
    限らないことになります。

    そういう中高一貫校、高校へ入る動機が
    「親が言っていたから」「自分に合う3年間を得るため」だった場合、
    「自分の将来つきたい職への必要性」とは全く違う動機で
    偏差値の高い学校に行っていて、
    学校のカリキュラム、教育方針に合わせて勉強をよくしているだけかもしれません。

    進学校と言われる学校にいるとしても、
    大学受験をするために必要な動機で、
    その学校に入学しているわけではない

    ので、
    大学受験に対する動機との齟齬が発生している
    つまり、
    そのままでは、
    大学受験に対する動機が
    心の底から発生しているとは限らない

    ことが多いんじゃないか
    と思うんです。

    なので、必ずしも大学受験が必要ではないお子さんもいるかもしれないんですよね。
    (大学でなくても学べて、学習の時間が短く、早めに稼げるようになる場合もあるかもしれません。
    この世にある森羅万象の具体例をまとめる理論的なものを学ぶには大学はいいと思いますが。)
    当たり前のように「周りが大学受験するから」といって、
    大学受験を選ぶのは
    最初から限定された選択肢の中からしか選べないことになってしまいますので、
    本当の本音からの自分の希望を
    自分の心の中から探し出せていないことになってしまうと思います。

    あれもこれもできるけれど、
    「自分はこれをしたい」と選ぶ

    つまり、
    大学へ行かない場合も含めて、
    全ての場合の
    様々なシミュレーションを自分でして、
    本当に「やりたい」、「行きたい」という気持ちができてから
    大学受験を選び直しても
    良いのではないか

    と思います。

    一旦、自分の気持ちを白紙の状態にして、
    自分の動機、希望を自分で確認して、
    人生の選択を選び直す作業はとても大事

    だと思います。

    自分の心の底からの希望でないと
    元気に大人ライフを暮らせないような気がする

    んですよねぇ。

    高校生の時点で、
    「自分の活きが悪くなってしまう」ようなことをしては
    「もったいない」

    んじゃないかと思うんですよねぇ。



    <追記>2018.12.14
    実感


    結局、
    人って
    心にわき起こる「実感」に基づいて
    行動している

    と思うんですよ。

    なんで、
    自分の実感通りに対応したり行動したりしないと
    心が苦しくなっちゃうんじゃないかと思うんですよねぇ。

    人付き合いも、
    自分と相手の「実感」がわからないと
    適切な行動をしたり、
    適切な関係性を作ることができないんじゃないかと
    思うんです。

    「実感」って大事
    ですよね。
    (受験勉強に関しても、
    受験勉強に対する子ども達の実感に合わせて、
    接して、対応しないとよろしくないんですよねぇ。)

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    高久 真生(たかく まさお)

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