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562. 「発表の機会」と「考え直し」

  • カテゴリ:研究とは
  • とある大学さんのお話で、
    「研究休暇中」に講演することは研究活動から除外する
    的な扱いらしいのですが。
    (結局、講演されているので、問題はないんですよ。)

    でですね、
    「発表」することと「研究活動」
    についての
    僕の考えを述べたいと思うんです。

    研究者の取り扱っているものが何か
    というと
    「世界で唯一その人しか知らない事実の発見」
    というのがあります。
    これが、研究者の成果であり、実績です。

    ただ、一般的に正しいと認められている「事実」ではまだありませんから、
    間違えている可能性もありますので、
    研究活動
    においてどうするかというと、
    「何度もよく考える」
    「ありとあらゆる方向から考える」
    「何度もありとあらゆる方向から確認する」

    という作業をして、
    「事実確認をし、考えを深める」
    ということを
    研究発表する前に
    自分でしないといけない
    のですよ。

    上記のことは、研究者にとってとても大事だと思うんですよね。
    (考えるのが嫌いだと、つとまりそうにないです。)

    でですね、
    「発表の機会」がある
    と、
    「それまでの進捗、研究成果を
    まとめる良いチャンスになる」

    だけでなく、
    話すときに
    「正しいことを話しているのか」
    「間違えて伝わっていないか」などを
    頭の中で再確認しながら話す

    ことになりますので、
    「チェック、考えの深化」をする良いチャンス
    ではないかと思います。

    また、
    聴衆に合わせて、
    切り口や説明の仕方を
    変えることもできます

    ので、
    「別の角度から考えたり、
    様々な難易度へのかみ砕き説明を加える」
    良い機会

    になるのではないかと思います。

    さらに、
    聴衆の反応を知る
    ことで
    研究者、博士にとって重要な「自分の研究の価値、位置づけを自分でする」
    ための情報を得る良い機会

    でもあると思います。
    (マーケティングができるのも大事だと思います。)

    なので、
    「発表の機会」を「再確認、考えの深化」のための良い場として
    ぜひ研究活動の一環に含めていただけると
    良いのではないか
    と思うのです。
    (様々な読者さんがいらっしゃいますので、強調文字にしました。)

    他の人を交えた場があるって良い事だ
    と思うんですよね。

    僕の場合で言うと、
    この場で発表をするために書いたり、
    文字色や大きさを変える作業をしたり、
    英語版にすることで、
    考え直し、チェックをしていますし、
    塾の先生をするなど他の人に説明する機会の時にも
    「考え直し、チェック」を同時にしています。
    (様々な科目、学年、学習度、性格、家庭環境のお子さんが相手でしたから、
    様々な説明の方法、学習に対するアドバイスを考える必要がありましたので、
    塾の先生も僕にとって非常に有意義だったんです。
    基本的に、自分の受験をする段階で、自分のための学習自体はだいたい終わっていますんで。
    ただ、先生って、その教科が100点の実力がないとできないんですけれども。)



    <追記>2018.11.15
    根本の根」について


    そういえば、塾の先生をやっていて気がついたのですが、
    どうやら、
    腹の底から、心からの実感を持って
    理解するため

    には、
    みんな、考え理解するために
    必要な説明の深さが
    「同じ」みたい

    なのですよ。

    スキップして、
    「わかったふりして、
    とりあえずの理論で、首尾良く解答を書けるかどうか」
    を試すのでなければ、

    学習度によらず
    みなさんの心から納得する説明って
    深さが「同じ」ような気がする

    んですよ。

    僕も、
    根本の根」の説明の深さから
    (自分で深く考えた物だらけですが。
    自分で自分が納得する補足説明を考えるのも大事
    だと思います。)
    理解していますので、
    スキップをする必要はないのではないかと。
    わかったつもりをやめよう」ということなんです。

    あ、ちなみに、
    「うち(ファニーステップ)は丸暗記には向かないサイト」
    ですんで。

    ちゃんと考えないと、
    実生活でも自分が何をしているかわからないかもしれない
    恐れがありそうなので、
    お気を付けてください

    なのですよ。



    <追記2>2018.11.15
    もう一つ
    「研究者、専門家の説明」
    として気になること


    僕、すごく疑っていることがあって、

    研究者、専門家同士でしか
    わかり合えない話し方しかできない
    (一般の、その分野の専門の勉強をしていない人に
    わからないしゃべり方をする)


    というのは、

    ちゃんと理解できているのかしらん???
    (どうなのかしらん???)


    と思うんですよね。

    わかっていないものは、
    話せないし、説明できない

    ものですから。

    大概が大筋だけでも話せるものじゃないですか。

    かの、アインシュタイン博士は
    「7才の子に説明できなければ、わかっているとは言えない」
    とおっしゃったそうですけれど、

    僕も児童書などなどで、
    小学校低学年の頃から沢山の本にお世話になっていますので、
    そんな小さな僕にわからせてくれた感謝が非常にあります。
    なんで、
    「豊かな語彙でのわかりやすい説明」に対する
    「僕自身のこだわり」がある

    んですよ。
    「自己満足のわからない説明」って
    お互いの間に流れる「わかりあえなさ」があります

    んで。
    ぜひ、自分としても、頑張りたいです。

    ただ、関係性を説明するのに必要な数式、数学がわからないと、
    自然科学はちゃんとわかりませんので、
    しっかりわかりたい方は
    必要な数学を学ばれることをお勧めします。
    (物理法則もそうかもしれません。
    また、そうでない場合は、おおまかな説明のみとなります。)




    <追記3>2018.11.15
    説明のキセル


    説明と理解についての関連追記なんですが、

    大学院で研究を始めると、
    先生の疑問、説や研究結果を元に研究が始まる事が多いと思うんですよ。

    で、
    本人に説明をしてもらうと、
    実際に自分の研究が始まったところからしか説明ができず、
    先生の疑問の共有ができていない、
    先生の疑問を自分のものとして、自分の動機として理解できていない場合が
    ちらほらあるような気がするんですよね。

    なんで、
    「説明のキセル」
    「説明の接ぎ木」
    と題したいのですが。

    専門としていない人に説明する際に、
    どう考えても日常生活、学校教育でつかっていないであろう、
    現象、概念を話のスタートに持ってきて
    「○○というのがあるんだけど、○×△◎・・・」
    みたいな説明をする人がいるんですよ。

    こんな感じなんですよね。


    真ん中が研究の様子で、
    青からが「途中からの研究(学生がやった)」で、
    黒が「先生のやったことや調べたこと」、
    一番下の地が
    「みんなが常識だと思っていること
    (様々なことが未発見で、本当の研究のスタート地点)」
    です。

    左の青の説明ではダメで「キセル」」「接ぎ木」じょうたいなので、
    黒のほうの説明であって欲しいんですよ。

    なんで、
    ちゃんと勉強して、
    先生の疑問、研究に対する視野を共有できるようになって、
    どなたとでもお互いの共通認識から説明できるように
    自分の言葉で
    意義なども含めて総合的に
    全部説明できるようになる方が良い

    と思います。
    (これから、2月頃から修士、博士の発表が始まると思いますので、
    今から考えておいた方が良いと思いますよ。
    学部の人もそうですが。)

    先生と研究の最初から共有できていない場合、
    技術者(技官)であって、
    主体的に疑問を持って研究をしていないことになってしまう畏れがあります
    ので、
    がんばらないといかんところです。

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    高久 真生(たかく まさお)

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