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527. 「絵」は添え物か

  • カテゴリ:読解
  • 突然ですが、
    本に、「挿絵」ってありますよね。
    絵本にも「絵」がありますよね。

    「言葉があって、
    その内容が絵で描かれている」
    という解釈が一般的ではないかと思うんですが、

    「絵に文字を添えてもいいじゃない???」
    (谷川俊太郎さんがクレーさんの絵にやっていた気がします。)

    ということなんですよね。

    絵から感じる台詞、感じたイメージを
    自分の心に沸き起こる言葉で書いてみるのは
    いかがでしょう???


    実際の絵本のストーリー通りが正解とかいうのではなく、
    自分一人で自由に絵を見て、自由に感じたことを書く
    のが大事

    のつもりなんです。
    (見てすぐに思いついたことを書いても良いですが、
    10分ぐらい1枚の絵を眺めているのもいいんじゃないかと思うんですよね。)

    博物館や美術館の絵や物が
    主人公のはずの展覧会でも
    文字を読んでいる時間が実物を見ている時間より長い人、
    解説を読まないとわかった気にならない、鑑賞したことにならないと感じる人が
    結構いらっしゃるように見受けられるんですよ。
    読むのにある程度時間がかかるのはわかりますが、
    実物を見るためにお出かけになっているはずですんで。

    そして、
    「物事のあらすじ」を追っただけで、勉強した気になる人
    もいる気がします。
    勉強についていうと、
    524. 飛び級は必要か???」の
    「あらすじ」だけ頭に入れる人
    という人もいると思うんですが、

    「文字によるあらすじ」の情報がない図画、イメージ、絵を見て、
    自分の心のみを使って鑑賞する
    という体験が
    映像などの一次情報から
    情報を自分で得て、
    自分で理解するための
    一助になるのではないか

    とも思います。
    (自分の向き合っている現実を理解するために必要だと思うんですが、
    周りの人の感情を顔や体の表情から読めなかったり、
    そういう体験の乏しい人もいるかもしれませんので、
    心を動かす大チャンスになるんじゃないか
    と思うんです。)

    言葉での表現によって、
    言葉を書いた人が
    どんな感性の人かもわかるかもしれません。

    どうしてそう思ったのかというと、
    今日、「東京ステーションギャラリー」
    開催されていた「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」に行ってきたからなんです。
    (すみません、今日でこの展覧会は終わりのようです。)
    今までもいわさきちひろさんの絵を見たことはあったのですが、
    よくよく考えると、
    「風船一つ」にしても、
    感情の想起が豊かに起こりそうな情報量の多い絵じゃないですか。
    (高畑勲さんも、拡大して見る価値アリとおっしゃっていたそうですが。(展覧会の展示による))

    そして、
    挿絵として描いたとしても、(*修正箇所)
    訴える力、訴求力がある
    ということからか、
    いわさきちひろさんは
    絵本の挿絵などについて、
    字なしでの鑑賞も求めていらっしゃったようなんですよ。
    (字がなくても、描いている内容が力強く伝わることは絵の力として大切だと思います。
    同様に、小説などの作品の選考では、絵なしで面白い、力強く伝わることが求められますし。)

    ということで、
    絵本の言葉も素敵なのですが、
    「絵(挿絵など)」だけを見て、
    自分でどういう場面かストーリーや台詞を考えたり、
    感じる印象を詩にしたりしてみる

    ということを体験したら素敵じゃないかと。
    (実際に僕、展覧会のその場で、頭の中で自分の感じた言葉を出してみたら、良さそうなんですよ。)

    で、
    絵を見て、
    出した言葉だけにして、
    また絵を描いてみる
    と言うのも面白そうです。
    (言葉→絵→言葉→絵・・・と連歌みたいなこともできそうですし。)

    文字情報に頼っている人が多いかもしれませんが、
    (「524. 飛び級は必要か???」の
    幹でもあるかもしれません。)
    絵や音や物(視覚や聴覚など五感)による情報からの
    ダイレクトな鑑賞、情報収集って楽しいし、重要だ

    と思うし、
    そもそも、
    絵や音や物って、
    この世の物事の本質で、
    この世の構成物そのものである
    (僕たちの心の表現物としての「もの」もあります)

    (「524. 飛び級は必要か???」の
    葉っぱの部分のつもりです。)
    と思うんで、
    「絵」などは「字の添え物」じゃない
    と思うんです。
    (文字による表現って、
    僕の「文章術」で説明すると、
    脳内イメージを表現したものなのですが、
    文章創作の発端に位置する脳内イメージって
    文字で構成されていないと思うんですよねぇ。)

    文字での表現も、
    僕たちの心の表現物なので、
    とても大切であります
    が、
    (作品のメインになることがあるのは、みなさん、よくご存じかと思います。)
    文字だけに頼りすぎるのは
    よろしくないのではないか

    ということなんです。




    <追記>2018.09.10
    実は作品がありました。


    506.  青虫君とサンドイッチ」で

    100均さんで買った折り紙が
    あまりにもGOO~Dだったので、
    100均リメイク絵本(動画ですが)ができてしまいました。
    ふぅ。

    なんていう、
    気楽な文言が書いてありますが、

    実は、製作アイデアの発端が
    「折り紙の絵」
    でして、
    以下のように作ったんですよ。

    気楽に、
    「折り紙の絵」に動画にあるような言葉を
    気分に任せて「お題はレタスの絵」として書いてみたところ、
    「最初のレタス」は普通だったのですが、
    その他も書いてみたら、
    だんだん面白くなってきて、
    あおむし君縛りで、
    4種類(レタス、トマト、パン、ベーコン)を
    それぞれ書き終えて楽しんだところ、
    「「オチ」ないじゃん」と思ったので、
    2つ目のレタスを書いたら、
    絵本の作品にできそうだったので、
    「えっちらおっちら」絵本を作ったんですよね~。

    次の日に、サンドイッチを作って写真を撮りました~。


    絵本の絵に独自に言葉を付けるのとは
    ちょっと違いますが、
    とりあえず
    「うち(ファニーステップ)の出し物にも、あったぞ」というご報告でした。
    (言葉を100並べるよりも、実行、実演第一主義なんで。)



    <修正>2018.09.10
    挿絵として描いたとしても、(*修正箇所)


    いわさきちひろさんの事を書いた段落で、

    「挿絵として描いたにも、」
    となっていたのを

    「挿絵として描いたとしても、(*修正箇所)

    としました。
    すみません~。

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