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457. 「言葉の情報だけ」って困りますよね

  • カテゴリ:丸暗記と考える力
  • 言葉って、人が使って何かを表現するためにある物ですよね。

    と言うことは、

    「何か」と「それを表す言葉」
    って
    対になっているんですよ。

    そして、
    「何か」というのは、
    現実世界にある物だし、僕たちの心の中に存在するもの
    だと思うんです。

    「言葉」だけ存在するということはありませんし、
    僕たちに違いのこだわりがあれば、
    そういうこだわりも言葉になって表れたりしていると思います。

    また、言葉だけで、
    「何か」をフルコンプリートで表せることは
    ないと思うんです。
    (数学などで使う、人の決めた決まりの定義などは、言葉通りかもしれませんが。)

    この世全てを言葉であらわすことはできませんし、
    その言葉で説明されていることが妥当か、
    実際に現実に即していて真実なのか、
    それとも架空の空想のことなのか、
    間違いなのか、
    言葉だけではわからないと思います。

    言葉だけの人は、他人の言葉の真偽や程度がわからないので、
    簡単に他人に操られちゃうと思うんですよね。

    また、
    何かの写真に、
    適当に何かの言葉をつけたら、
    「写真の内容と異なっていても
    言葉の表すものが真実になる」
    ことはありません。

    言葉の情報って、
    現実をまとめたり、
    抽象化たりすることによって、
    言葉で表現出来ること以外のものや
    注目している物以外のものを
    そぎ落としてしまっている

    んですよね。


    自分で、現実社会を把握するのが苦手の場合、
    脳で把握されている内容(把握されている経験)が少ない方向性
    になってしまうと思うんです。

    また、自分で言語以外の具体例を収集できないため、
    言葉の意味がきちんと感じ取れないので、
    言葉による抽象化した思考(現実に沿った)も
    実感を持ってできにくいと思います。

    なので、
    言葉だけで理解しているつもりの人は、
    おそらく、言葉が本当に意味するところをわからないことになっちゃうと思うんですよ。

    その場合さらに、
    現実世界の実感を伴った経験が薄くなりがちになってしまうのではないかと思うんです。

    「現実も言葉もわからない」だとすると、
    インプットされる情報量が少ないことになってしまうので、
    育ちにくくなってしまうんじゃないかと思うんです。
    (なんらかのお助けが必要なのかもしれません。)

    例えば、対人関係の場合、
    相手の人の表情やボディランゲージ、声色、人物の背景、時と場合の設定などが
    実感を持ってわからない場合、
    相手の感情を把握する経験が薄くなってしまうでしょうから、
    健全な対人関係が構築できない事になってしまうかもしれません。
    (対人関係は幼稚園以前から学び始めますから、幼稚園の段階で注意してあげて欲しいです。)

    自分以外の人の感情、都合などがわからないと、
    他の人の言葉って
    感じにくいし、わからない

    んですよね。

    「現実生活の実感」と「言葉」の相互作用で、
    人の心は育つ

    と思うので、
    自分の心や他の人の心、そして、心のふれあいを実感する、
    そういう機会を
    (普通に暮らしていたら、あるはずの機会なのですが)
    大切にしたい

    と思います。

    そして、
    現実生活が豊かでないと、
    本を読んでも、
    自分の知っている範囲内のみで言葉のデコードをしてしまうので、
    作者の意図するところがきちんと把握できないことになると思います。

    よく年輪を重ねると、本の意味が深くわかるようになると言うじゃないですか。
    作者の方はしっかりとインプットし、
    さまざまな見識があって、
    さらに、人生経験的に何かの発見があって
    書いていらっしゃるでしょうから、
    若い人が一読で全ての意図をくみ取る
    というのは
    やっぱり難しいと思うんですよね。
    (あらすじはわかると思いますが)

    また、
    言語化されていない情報の多い媒体、
    たとえば、映画などの
    台詞、あらすじ以外の言語化されていない情報を
    わからず落としてしまったり、
    気がつかなかったりする事があると思います。
    (映画って、評論すると本当に受け手の人生が反映すると思うんですよねぇ。)

    ゲームもそうです。
    ゲームの映像、音などによって想起される体や心の反応の豊かさも
    現実世界での経験が豊かかどうかに左右されると思います。
    普段の生活が豊かでないと、
    現実世界的にゲームの世界を豊かに想像できないし、
    その世界観や体験を豊かに体の中で感じられないはずです。



    よく、大学を出るとエリートとか言われますけれど、
    抽象化された議論は
    かならず現実世界の具体例に沿っていなければならない

    ので、
    大学を出ただけで、社会経験がないと、
    大学で学んだことを生かせません。

    なぜなら、
    大学で学んださまざまな概念が
    本当は現実社会の何を表しているのかがわからず、
    利用できないから

    です。

    大学を出たからって現実を知っているとは限らないんですよね。
    「現場を知らないエリート面をしている人は使えない」
    と思いますよ。

    ほら、一般大学のペーパーテストでは、文字情報の科目の勉強しか見ませんから。
    理論は現実を広い視点で見ることができるし、
    そのはしごで、新たな予想を立てることもできますから、
    とても大事なんで、
    そのための訓練として大事なんですけれども。

    でも、そもそもエリートコースって言葉嫌いなんです。
    現実社会で様々な経験をして、
    それを抽象化し、さらなる高い視点を求めて
    大学、大学院に行かれる方も沢山いらっしゃいますし。

    要は、広い視点や抽象化された議論を身につけて使えればいいんですよね?
    学ぶ順番がどちらが先でもいいと思うんですよね。
    (現実を学んでからの方が、
    書いてある言葉の意味がわかって、抽象化された内容の勉強がはかどるなら、
    時間短縮的な考えからすると、大いにアリだと思います。
    人生、長さが決まってますし、10代20代30代とやることが変わるでしょうから。)

    「現場の具体例に基づく経験
    (理系なら、実験、観測)」と
    「抽象的な議論や理論
    (理系なら、仮説や仮説に基づく計算結果のシミュレーション)」
    の両輪がないと
    しっかりとこの世の現実を理解できない

    と思います。
    (僕、社会科見学したいんですよ。
    でないと、本を読んでも、言葉の本当の意味を手に取るようにわからないんで。)

    研究者って、
    誰かのまとめた議論や理論を学ぶことも大切ですが、
    実際に野に出て、(この世界に出て)
    現実世界の具体例を把握し、
    抽象化、理論化する
    ことが
    メインの仕事だ
    と思うんですよねぇ。

    <追記>2018.06.03
    幼児期や小学生の時の実体験ってとても大事


    特に、
    幼稚園、小学生の時の勉強は
    具体例が多いといい

    と思うんですよね。
    (方程式は中学生からで十分です。)
    しっかり、お友達とわいわい遊ぶのも大事
    だし。
    (大人になっても実は同じですし、具体例、人付き合いが大事なのは、
    基本的には変らないと思います。
    思春期を越えて、発情したって、
    人付き合いの基本は同じ

    だと思います。)

    絵本とか子供向けの本って
    本当に素敵だ

    と思うんです。

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    高久 真生(たかく まさお)

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