362. 自民党が信任されたかということ
- 2017/10/23
- 15:49
最終投票率が53.68%だったそうなんですよ。(by. NHKさん)
昨日、19:30の速報値(32%ぐらい)を使って、
おおざっぱな目処をつける議論をしたのですが、
大きく値が異なりますので、
もう一度、おおざっぱな目処をつけておきたいと思います。
(どっちにしても、組織票の声のみが大きく反映されたという結論は変わりません。)
比例区で
自民党は176議席中66~68議席あるようですね。
(台風のために、開票がおくれている大変なところがあるようなので)
ということで、
だいたい投票した人のうち、
有効票を入れた人の37.5~38.6%ぐらいが自民党に入れたようなんです。
(ということは、投票した人の中での割合とすると、最大で37.5~38.5%ぐらいということになります。)
ということは、
総投票率と掛け算すると、
全有権者の中での自民党に入れた人の割合の最大値が出ると言うことです。
結果として、最大で20.13~20.68%ぐらいの人が自民党に入れたということです。
普段の電話調査などの結果を信用すると、
半分ぐらい答えた打ちの30%ぐらいが自民党を支持するとこたえているので、
全有権者の15%~30%ぐらいが自民党支持者なんですよね。
そうすると、固定票(20%ぐらいだと組織票であるとも考えられます)どおりぐらいだったのかなと考えられるんですよね。
小選挙区でも、過半数を取っている感じではないところが多いですから、
小選挙区でも自民党に入れた人は21、22%前後ぐらいだとおもうんですよね。
結局、
全体の20%ぐらいの人(つまり、自民党の組織票)だけで、
全体の61%の議席を得てしまったということになっちゃうんですよ。
まともな選挙システムとは思えないですよねぇ。
数字が乖離しすぎていて、
みんなの気持ちの測り方を間違えているんじゃないかと。
なので、
全有権者の20%ぐらいだけの賛成では、
信任を得たとは到底考えられない
んですよね。
投票率が低かったために、
有効票の中の組織票の割合が大きくなったために、
このような結果になったんですよね。
みんなの気持ちを託せる人が
全ての小選挙区にいるように
増えることを願っています。
(そもそも、まっとうじゃないと、無理だし。)
そうそう。
追加公認というのは、
投票するときに情報を全て開示していないということで、
「なし」にして欲しいんですよね。
自民党じゃないから入れた人に対する裏切りですから。
<追記>2017.10.23
この選挙で、もう一つ見えてきたように思えることがあるんですよ。
「自分の気持ちに合わない人には、投票しない」
という人物像の人が日本人の有権者に多いのかもしれません。
誰かに対する反対票のつもりで、他の人に入れる場合もあると思いますが、
(そのような戦略もありだと思います)
そのような、積極的な「反対票を入れる」という姿勢を見せない人(つまり、投票拒否をする人)が、
多い国なのかもしれません。
自分の心を大事にして、そのように動く人が多いのであれば、のは
とても喜ばしいことなのではないかと思います。
<修正>2017.10.23
<追記>に修正しました。断言口調は良くないですね。
昨日、19:30の速報値(32%ぐらい)を使って、
おおざっぱな目処をつける議論をしたのですが、
大きく値が異なりますので、
もう一度、おおざっぱな目処をつけておきたいと思います。
(どっちにしても、組織票の声のみが大きく反映されたという結論は変わりません。)
比例区で
自民党は176議席中66~68議席あるようですね。
(台風のために、開票がおくれている大変なところがあるようなので)
ということで、
だいたい投票した人のうち、
有効票を入れた人の37.5~38.6%ぐらいが自民党に入れたようなんです。
(ということは、投票した人の中での割合とすると、最大で37.5~38.5%ぐらいということになります。)
ということは、
総投票率と掛け算すると、
全有権者の中での自民党に入れた人の割合の最大値が出ると言うことです。
結果として、最大で20.13~20.68%ぐらいの人が自民党に入れたということです。
普段の電話調査などの結果を信用すると、
半分ぐらい答えた打ちの30%ぐらいが自民党を支持するとこたえているので、
全有権者の15%~30%ぐらいが自民党支持者なんですよね。
そうすると、固定票(20%ぐらいだと組織票であるとも考えられます)どおりぐらいだったのかなと考えられるんですよね。
小選挙区でも、過半数を取っている感じではないところが多いですから、
小選挙区でも自民党に入れた人は21、22%前後ぐらいだとおもうんですよね。
結局、
全体の20%ぐらいの人(つまり、自民党の組織票)だけで、
全体の61%の議席を得てしまったということになっちゃうんですよ。
まともな選挙システムとは思えないですよねぇ。
数字が乖離しすぎていて、
みんなの気持ちの測り方を間違えているんじゃないかと。
なので、
全有権者の20%ぐらいだけの賛成では、
信任を得たとは到底考えられない
んですよね。
投票率が低かったために、
有効票の中の組織票の割合が大きくなったために、
このような結果になったんですよね。
みんなの気持ちを託せる人が
全ての小選挙区にいるように
増えることを願っています。
(そもそも、まっとうじゃないと、無理だし。)
そうそう。
追加公認というのは、
投票するときに情報を全て開示していないということで、
「なし」にして欲しいんですよね。
自民党じゃないから入れた人に対する裏切りですから。
<追記>2017.10.23
この選挙で、もう一つ見えてきたように思えることがあるんですよ。
「自分の気持ちに合わない人には、投票しない」
という人物像の人が日本人の有権者に多いのかもしれません。
誰かに対する反対票のつもりで、他の人に入れる場合もあると思いますが、
(そのような戦略もありだと思います)
そのような、積極的な「反対票を入れる」という姿勢を見せない人(つまり、投票拒否をする人)が、
多い国なのかもしれません。
自分の心を大事にして、そのように動く人が多いのであれば、
とても喜ばしいことなのではないかと思います。
<修正>2017.10.23
<追記>に修正しました。断言口調は良くないですね。