27. 発表物における引用について
- 2016/09/17
- 21:32
発表物において
引用元を明らかにしないことがありますよね。
情報の管理の仕方が甘く、
非常に不信感を抱かせるのですが、
実はリスク回避の点からいっても、
非常に不利な行為になるのではないでしょうか。
人の思考は
「前提条件」を用いて「考察」を行い、「結論」に至る
という過程を経ます。
「前提条件」が間違えていた場合、
その後の考察が不適切なものになり、
結論が誤りになります。
「前提条件」には
先人の導き出した結論も含まれます。
「誰々の導き出した結論である」と言って、
その人の人類の知への貢献を感謝するのは当然のことです。
自分の成果ではありませんので、引用元を明らかにしないのは
成果の横取りともとられかねません。
さらに、万が一、その結論が間違っている場合、
その人の責任となり、
引用者の責任(引用する際に妥当か確認する責任がありますが)とはなりません。
他の人の分まで責任を負わなくてよいということになります。
ということで、
引用元を明らかにする方が引用者本人にとっても有利になるんじゃないでしょうか。
(みんな、それぞれ責任の守備範囲があって、それを個人個人で守るのが基本じゃないかと思います)
引用元を明らかにしないことがありますよね。
情報の管理の仕方が甘く、
非常に不信感を抱かせるのですが、
実はリスク回避の点からいっても、
非常に不利な行為になるのではないでしょうか。
人の思考は
「前提条件」を用いて「考察」を行い、「結論」に至る
という過程を経ます。
「前提条件」が間違えていた場合、
その後の考察が不適切なものになり、
結論が誤りになります。
「前提条件」には
先人の導き出した結論も含まれます。
「誰々の導き出した結論である」と言って、
その人の人類の知への貢献を感謝するのは当然のことです。
自分の成果ではありませんので、引用元を明らかにしないのは
成果の横取りともとられかねません。
さらに、万が一、その結論が間違っている場合、
その人の責任となり、
引用者の責任(引用する際に妥当か確認する責任がありますが)とはなりません。
他の人の分まで責任を負わなくてよいということになります。
ということで、
引用元を明らかにする方が引用者本人にとっても有利になるんじゃないでしょうか。
(みんな、それぞれ責任の守備範囲があって、それを個人個人で守るのが基本じゃないかと思います)