225. 親が悪ければ、子も悪いか Part. 2
- 2017/03/18
- 22:47
「親が悪ければ、子も悪いか」
というお題の第2弾です。
「人に迷惑なことをして気分がいい人かどうか」
で、人を観察することにします。
さて、親も悪かったら(人に迷惑なことをして気分がいい人だったら)、
子も悪いか(人に迷惑なことをして気分がいい人か)ということですが、
観察した結果、100%の子供が悪い(人に迷惑なことをして気分がいい人)のではなさそうだと
223. 親が悪ければ、子も悪いかで
書きました。
ここで、一つ、仮想問題を考えてみましょう。
「もし、今まで(ホモ・サピエンスの全歴史において)の観察結果で、
100%子供も悪かったとしましょう。
そのときに、目の前にいる子供(両親ともに悪い)が悪い人だと
頭から決めつけてしまって良いのでしょうか?」
僕は
人の心に関しては、
経験則というもの(今までそうだったから、これからもそうだ)は
成り立たないと思っています。
遺伝子の組み合わせによって、心の全ては決まらないと思いますし、
(そもそも科学的に心の存在が解明されていませんので、
科学技術の前提である「法則が繰り返し起こる」ということを観察のしようがありません)
また、子供の遺伝子そのものが進化(時間が過ぎるのとともに、変化すること)していて、
たとえ経験則が成立していたとしても、
今までの法則が成り立たない可能性があります。
ですから、だいたい「親を見れば、子がよりわかる」ように感じられますが、
子供が絶対に悪い人だとは決めつけられないんですよね。
やっぱり、一人一人個別に心を見る必要があるんだと思うんです。
以上のように、遺伝によって人の心を決めつけられないので、
所属する人種によって
「100%こうだ」という決めつけというのも、
できないことになります。
(能力についても、同様の議論により、できないと決めつけることができないことになります。)
というお題の第2弾です。
「人に迷惑なことをして気分がいい人かどうか」
で、人を観察することにします。
さて、親も悪かったら(人に迷惑なことをして気分がいい人だったら)、
子も悪いか(人に迷惑なことをして気分がいい人か)ということですが、
観察した結果、100%の子供が悪い(人に迷惑なことをして気分がいい人)のではなさそうだと
223. 親が悪ければ、子も悪いかで
書きました。
ここで、一つ、仮想問題を考えてみましょう。
「もし、今まで(ホモ・サピエンスの全歴史において)の観察結果で、
100%子供も悪かったとしましょう。
そのときに、目の前にいる子供(両親ともに悪い)が悪い人だと
頭から決めつけてしまって良いのでしょうか?」
僕は
人の心に関しては、
経験則というもの(今までそうだったから、これからもそうだ)は
成り立たないと思っています。
遺伝子の組み合わせによって、心の全ては決まらないと思いますし、
(そもそも科学的に心の存在が解明されていませんので、
科学技術の前提である「法則が繰り返し起こる」ということを観察のしようがありません)
また、子供の遺伝子そのものが進化(時間が過ぎるのとともに、変化すること)していて、
たとえ経験則が成立していたとしても、
今までの法則が成り立たない可能性があります。
ですから、だいたい「親を見れば、子がよりわかる」ように感じられますが、
子供が絶対に悪い人だとは決めつけられないんですよね。
やっぱり、一人一人個別に心を見る必要があるんだと思うんです。
以上のように、遺伝によって人の心を決めつけられないので、
所属する人種によって
「100%こうだ」という決めつけというのも、
できないことになります。
(能力についても、同様の議論により、できないと決めつけることができないことになります。)