FC2ブログ

記事一覧

17. ベートーベンの月光ってどんな光?

  • カテゴリ:解釈<2>
  • ベートーベンの月光「Mondschein」というピアノの曲がありますね。

    ピアニッシモから始まる曲なんですが、
    どこで見た月の光なんでしょう。

    楽譜

    から読み解いてみると、
    オクターブの和音が常に鳴り響いていて、
    ズーンと音が来ます。
    これが月からまっすぐ届く光に思えます。

    ソドミで始まる、3つの音で構成されているものは何を表すかというと、
    どうも海の波に聞こえるんですよね。
    チャプチャプと。
    波なんで、時間変化して別の3音の組み合わせに変化してもいいですよね。

    ということで、
    「月光」としか題名がついていないのですが、

    という、「海面にできた月の道の光」じゃないかと想像されるんです。

    (どこで見た月の光かを考えないと、宇宙空間で見た光になってしまいそうで、具体的なイメージがわきません。
    ベートーベンさんは宇宙空間に行ってませんし。)

    ずーんという画面の奥から手前に来る光に、チャプチャプとした波の装飾がつくと。
    演奏すると、月の光と海の波のコンビネーションが再現されます。
    (確かに月の道でも月の光と海の波のコンビネーションでしょ)

    ベートーベンさんのすごいところの一つは、
    月の道を見ているうちに、
    気分が時間変化していることも表現していることだと思います。
    (気分と波の変化に合わせて、月の光の音を変えて、
    新たなバランスを持った響きを作っているのかもしれません。)

    ずーっと同じ風景に見えなくもないのですが、
    見ている本人の気分は風景の変化よりも早く変化している。

    第5小節目から入ってくる
    ソーソソーというのは
    おそらくベートーベンさんの気分が高揚して、
    歌い始めたのではないかと想像しています。
    (本来陽気な歌じゃないかと思えるんですよ。
    恋人といれば、ロマンティックだろうし。)

    譜面の指示を守っても、
    非常に自由に弾ける曲なんじゃないかと思うんですよね。
    さすが、和音の魔術師と言われる人だと思います。

    (写真はpixtaさんから、購入しました。
    自分で写真なり映像なりを撮りに行けたら、公開します。)



    <追記>2019.03.06
    追加情報のある記事へのリンクを張りました。


    どうやらルツェルン湖という湖の上の話らしいのですが、
    背後関係の確認が取れ次第、こちらに書きます。

    618. フェイクニュースについて」で
    暫定的な予想を書きました。
    ご覧くださいませ。

    プロフィール

    高久 真生(たかく まさお)

    Author:高久 真生(たかく まさお)

    ブログのポリシー私ってこんな人に準じます。(コピペができてしまいますが)
    各自正しいか、妥当か確認の上情報を取り入れてください。
    ブログの名前の由来(その2)
    カテゴリー分けの由来
    「おこさま、いらっしゃ~い」 2020.10.18更新
    「私の作品 パワーステッカー」一覧
    English Edition of This Blog

    カテゴリ