fc2ブログ

記事一覧

1280. 話が長いって感じるときはどんなとき?

  • カテゴリ:文章術 (自己表現)
  • 「話が長いな」と感じるときって
    どんなときでしょう。


    僕が「文章術」を作ったときの
    根本思想的に解釈すると、

    話している時間の間、
    充分に頭が動いていなくて

    (脳の活動度が低くて)
    「退屈だな」と感じるとき

    なんですよね。


    1つ目は、
    文章術で内容を伝えるときに使う
    言葉の長さ

    (しゃべる場合には、聞いている時間にほぼ比例します。)が

    内容の量、程度に比べて多すぎて

    時間の密度、有意義さが薄く感じられるとき。



    この場合は、
    「短くまとめて話して欲しい」と言えば済みます。
    (話者の技量の問題ですし、みんなの時間は大事ですから、
    大事に使ってもらえるように要請すれば良いし、
    正当な要請となるでしょう。。)


    2つ目
    話の内容に興味がない場合。


    聞く気がないので、
    聞く側の頭が動かないでしょうから、

    頭の活動度は低いのですが、

    話を聞かされている間、
    この頭の活動度の状態で拘束されますから、

    退屈に感じて、「話が長い」と感じるでしょう。


    3つ目
    聞く側が理解できないとき。


    聞く人が
    自分の理解できない話を聞いている時

    何の感情も働きませんし、
    わからないので、何の頭も働かず、

    やっぱり、
    頭の活動度は低いのですが、

    話を聞かされている間、
    この頭の活動度の状態で拘束されますから、

    退屈に感じて、「話が長い」と感じるでしょう。
    (全部がわからないということはなくても、
    聞き取りで一度に頭に入る量を超えてしまった場合も、
    話全体を理解できませんので、
    長い話と思うでしょう。)


    1つ目は話者の技量の問題で、
    (「文章術」を参照して、修行してみてください。)

    2つ目、3つ目は聞く側の人の問題です。


    わざわざ人が何かしらを
    自分や他の人に向けて
    発表して
    しゃべっている場合、

    しゃべる人にとっては
    必要性のあることであることがほとんど

    でしょう。


    「必要である」という気持ちがあるからこそ
    わざわざ、言葉にして、しゃべるはず
    なのです。
    (聞いてくれると思っているからかもしれないし、
    しゃべって形にしておかないとならないから
    かもしれませんが。)


    内容が十分に詰まっている話で、
    内容に、話者の気持ちに興味を持てていれば、

    聞く人は「時間がかかったとしても必要な話」と捉えるはず
    なのです。


    内容によって、必要最小限の言葉数、話す時間は「0」でなく存在するはずで、
    内容を誤解なく伝えるのに、必ず必要な時間はかかる


    んです。


    話者がきちんと話せている場合
    それを「長い話」としてしか片付け方をしないというのは

    相手の気持ち、話す内容をないがしろにしている態度となります。


    聞く人が長い話と感じる原因は
    2つ目、3つ目の
    「聞く人がわからない、興味がない」になる可能性が高い
    です。


    実際にある事例として、

    わかる話が少ない人の場合、
    (現実がわからないし、言葉を現実に関連するイメージに結び付けられないし、
    結果として、誰かの言葉の丸暗記である可能性が高いんです。)

    何かを話してもわからないらしく、

    こちらが、わざわざ話したことが
    段落全部で完全に落っことされることがままある


    んですよねぇ。


    クレーム対応で言えば、
    事前に他の人に前もって言った内容については
    返答が返ってくるのですが、
    (準備してくる答えがクズかったとしても
    答えがずれていたとしても、
    なにがしかの返事がクレーム潰しのために返って来ます。)

    新しい内容を言うと
    完全に黙って、答え自体が返って来ません。


    調べると、
    どうやら、話に使われた言葉自体を把握できていないよう

    なんですよ。


    とある団体の人によく見受けられる事象
    なんですよね。
    (「1275. とある団体に対してねぇ」の
    <追記35>
    「自分の予期しないことを言われると
    「〇×&△☆◆!~」的になって
    わからない」
    に書いたのですが。)

    結果として、
    会話の答えがトンチンカンになるんです。


    とにかく長い話なんて言わずに、
    ちゃんと相手の話を理解して
    相手の気持ち、状況に興味を持ちたいもの

    です。
    (必要性を感じて、付いてこれていれば、
    そんな感想にはならないはずなんですよねぇ。)

    そのためには、
    わからなければ、わかるまで話を聞かないといけないのですが、

    こういう、わかっていないことをばれたくない人たちは、
    黙ってスルーして、やり過ごす

    んですよ。


    わからないままで放置するということは、
    内容に興味がなく、結果的に、相手の心を見殺しにするということなんで、

    ひどい話
    です。


    黙って自分のわからない話をやり過ごしている人の
    周りの人は、

    質問をして自分の話自体を理解しているか確認しない限り、

    目の前の人が「わかっていない」という事実を発見することはできない
    でしょう。
    (言葉のボールを落っことされているんですが。)


    大抵の人は、
    そんな状況になるような仕事はしないですし、
    日常会話でそんなことにならないので、

    こういう状態の人がいることを知りませんし、
    発想が及びません。


    これは
    世間的に高い立場があるように見える人相手でも起きているようなのですが、

    みなさん、そういう人がそんな役職にいると思わないので、
    「できるだろう」的に相手しちゃうもよう
    なんですよ。


    なので、
    盲点となりがちのようですが、

    明らかにその場での対応能力がおかしい場合には
    能力が足りないのにその役職にいる場合が多く、

    つまりは
    おかしな選抜をされて、その立場にいる可能性が高いので、

    気を付けて対処する必要がある

    でしょう。



    <追記>2020.02.12
    言葉のキャッチボール


    片方の人の話している内容自体がわからないと

    その内容を含んで、
    適切に考えることができませんし、

    話している人の内容を受けたような回答が
    返ってこないでしょう。


    「話している人の内容がわかる」=「国語の読解力」
    で、

    「自分の頭で考える」&「その内容を話す」=「作文力」

    ですので、

    国語ができないと
    困るんです。


    国語を大事にしましょう。



    <追記2>2020.02.12
    適宜、質問タイムを挟まないと
    判明しない事実


    質問をして
    自分の話の内容をわかっているか、(←ここからなんで。)
    どう思っているのか、どう考えているのか
    なぜそう考えているのか、そう思っているのか

    きちんと確かめたほうが
    いいみたいですよ。


    運転と同じで、
    「だろう」はダメで、

    「わかっているだろう」はダメなんですよ。


    「わかっていないかも」と用心する方が
    リスク対策としては有効です。
    (聞き返すと、頭からあふれちゃう人もいるんで、
    相手の力量に合わせて話した方がいいんです。)


    前もってだけでなく、
    その場で紙を流すのもいいでしょう。



    <追記3>2020.02.12
    口頭だけだと大変なもの


    なのですよ。


    頭の短期記憶領域に
    相手の話を全部入れないとならないので、

    こなせる量、難易度で
    脳力が結構如実に出ます。


    わからない人がいると良くないので、

    キーワードなど記憶のよすがとなるようなメモを
    補助具として入れる必要もあるだろう

    と思います。



    <追記4>2020.02.12
    所謂「くだらない話」は
    「その1」だよ


    話す内容が下らない場合、

    皆さんが聞きたくないなら、
    その内容を伝えるのに
    みんなが許す文字数は「0」で、

    つまり、

    「その話は話さなくていいよ」ということになるでしょう。


    しかし、気を付けておきたいのは、
    話す言葉には
    話す人が必ずいます。


    どういう思想の人なのか、
    どういう発想の人なのか、
    知るためには

    言っていることを一通り聞かないとならないので、

    人柄、人格、背景の調査のためには

    「くだらねーな」と思っても

    そういう意味の興味を持って聞くのは有効で有意義でしょう。



    <追記5>2020.02.12
    看護師さんの場合


    看護師さんに
    自分の思っていること、気分を言ったりすることがある
    じゃないですか。


    看護師さんの場合、
    自分の体を使って、何かをしながら、
    患者さんの話対応をするので、

    自分の思っていること、予定以外の話を聞くのは
    ちょっと大変な課題となるでしょう。


    自分の思っていること、予定している内容なら
    返答を返すのは簡単の方になるようですが、

    患者さん都合の自由気ままな要請、話に対応するのは

    人として難しめの課題となるようです。


    なので、
    看護師さんの能力が低いわけではないのですが、

    できるかぎり、
    看護師さんが自分の言葉を受け取りやすいように
    工夫するのも

    より良い医療を受けるために
    有効ではないでしょうか?


    逆に、

    話聞かない看護師さんとか
    トンチンカンな返しの看護師さんとか

    医療過誤になりそうなんで

    嫌なんですよ。



    <追記6>2020.02.12
    「話す内容を削れ」というのは
    まずいのでは?


    「言葉を簡略に」=「内容を誤解なく伝えるために必要最小限の文字数で話してくれ」
    というのは
    みんなの時間が大事なのでいいだろうし、

    余計な言葉による障害物競走をしないで済むので、
    受け手が理解しやすくなるだろうからいいだろう

    と思うのですが、

    「話す内容を削れ」というのは
    「内容を話したい」という
    話したい人の気持ちや気持ちのこもった話す内容自体の存在を
    見殺しにしかねない行為なので、

    どうかと思う

    んですよね。
    (良くないですよねぇ。)


    時間がない時や時間制限、文字制限のある場合は
    優先順位を付けてもらうしかないかもしれませんけれど。


    発言すること自体を「なし」にしてもらうのは
    「話す内容を削除」に当たるでしょうから、

    ダメですよね。
    (話す必要がある、考える必要があるのが現実に合った状況でしょうから。

    現実を無視してもしょうがないんで。)

    プロフィール

    高久 真生(たかく まさお)

    Author:高久 真生(たかく まさお)

    ブログのポリシー私ってこんな人に準じます。(コピペができてしまいますが)
    各自正しいか、妥当か確認の上情報を取り入れてください。
    ブログの名前の由来(その2)
    カテゴリー分けの由来
    「おこさま、いらっしゃ~い」 2023.06.28更新
    音関連動画まとめ
    「私の作品 パワーステッカー」一覧
    English Edition of This Blog

    カテゴリ