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114. 「説教」と「昔話」と「自慢話」だってさ

  • カテゴリ:解釈<3>
  • 昨日の朝日新聞の「Be」に
    「呉座勇一(さん)の交流の歴史学」というのがあって、
    「中世の自慢話」というお話があったんですよね。

    高田純次さんのお話を例にして
    「説教」と「昔話」と「自慢話」の話があったのですが。

    好まれる「説教」と「昔話」と「自慢話」と
    嫌われる「説教」と「昔話」と「自慢話」ってあると思うんですよね。

    嫌われるのは、自分の話をすることで、実は相手を見下そうとするときで、
    相手を貶めるのが目的でない場合、基本的に好まれるんだと思うんですよね。

    「説教」
    相手に関心があり、問題意識があるという態度の表れで、
    知らせることで相手にとって長い目で見れば利となるであろうと思われることを知らせることですよね。

    「昔話」
    生まれてからの時間は生きている全ての人で有限で、特に昔のことは知り得ません。
    経験値を高めるということで、いろいろな人の話を聞いておくのは、非常に有利です。

    「自慢話」
    仲間内のヒーロー話は面白いですよね。
    景気いいし。
    大体、持ち回りで話ができないと、対等じゃないですしねぇ。
    ぼかあ、「呼ばれて 飛び出て 打つホームラン」ぐらいの勢いでヒーロー狙いますけど。
    (あくまで僕の脳内にある理想です。夢ですw)
    さらに、成功したときの成功に至った経験という成功への道を教えてくれるので、
    ありがたいですよねぇ。

    また、非常に便利なんですよ。
    「あなたどんな人?」って聞くより、この3点セットを聞いてみると相手がどんな人かよくわかるんです。

    「説教」がくだらなかったら、「あーこの人が俺にできる説教ってこの程度なんだな」と相手の力がわかりますし、
    「昔話」を何もしたがらないのは、「あなた、泥棒さん?」と疑いたくなるし、
    (辛い過去があって、傷が癒えてない場合もあるのですが、何かしら話があるはずです。)
    「自慢話」がくだらなかったら、「あーその程度しかやってこなかったのね」と思えるんですよね。
    (年齢ごとにできる話ってあると思うんですけど。)

    ほら話は質問すれば、すぐに馬脚が出ますけど。

    なんで、真面目に生きていないと、経験知がないんで、この3点セットって聞かれるとまずいんですよ。
    相手の心に踏み込まないようにするのならともかくねぇ。
    話してと言われて話せないのはどうだか。

    ちなみに、武士にとって手柄を子孫に伝えるのは大事なことだったと思いますよ。
    1つ、そのような武勲を立てた家に生まれ、そのような手柄を立てる祖先がいる誉れを持てる。
    2つ、自分の立場、給料の理由を知れる。つまり、自分の食い扶持の由来を知れる。
    3つ、先祖の経験を自分の生きる助けにできる。(当時、本が流通してませんからね、大事な情報源なんですよ)
    4つ、そういうことを先祖ができたのであるならば、子孫である自分もできるという自信になる。
    (人殺しに対する自信はいりませんが、それ以外の手柄もあるんで。)
    などなど。

    祖先の手柄話は、
    その場その場で大きな判断をする必要が迫られる人にとって、
    かなり確実だ(自分にもできるだろう)と感じられる自信になると思うんですよね。

    とても実際的な知恵だったんだと思いますよ。
    結構、大人になって自立した後も、親の話って、そこかしこでひょっこりと役に立つので、
    聞ける人は聞いておいて損はないと思うんですよ。

    プロフィール

    高久 真生(たかく まさお)

    Author:高久 真生(たかく まさお)

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